劣等感
アドラー心理学が100年も前に誕生したのに何故、現代人を引きつけるのか?
それは「自分の人生をリセットして新しい人生をもう1度スタートさせてみよう」いう勇気を与えてくれるからだという。
例えば劣等感。アドラーの言う劣等感とは、理想の自分と比較して現在の「自分が未熟である感覚」のことを言う。他人との比較ではなくて自身の問題なので自分を卑下する必要はなく劣等感があるからこそ成長出来ると説いている。自分自身を受け入れる(自己受容)ことを是非、やってみて下さい。決して他人と比較しないで下さい。
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(追伸)
今日はクリスマス。
ゆうちゃん家でも多くの友人が訪れています。楽しそうです。
1人、長老の方(後ろ姿)は誰でしょう?仕切ってる?
(写真4枚)
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すぐ息切れ
昔は何ともなかったのに今は階段を上るだけで息切れが・・・。
みなさん経験ないですか?
病気として重要なのは気管支喘息や肺気腫、COPD等の肺の病気や心不全をはじめとする心ぞうの病気は否定しておく必要があります。それらがない場合は何でしょう?
一番、考えられるのは体重の増加です。体が重いと体を動かす時に多くの酸素が使われるから過呼吸気味になるのです。重い体を動かすには多くのエネルギーが必要です。ブドウ糖や脂肪を代謝してエネルギーを産生するのに酸素が使われるので体は呼吸の数を増やし、より多くの酸素を取り入れようとします。だから太っていると少し体を動かすだけでハアハアと息が上がってしまいます。これは運動不足の人にも起こります。筋肉が少ない人が運動すると血液中に乳酸がたまり血液が酸性に偏ります。それを中和するために呼吸数が増えるのです。つまり二酸化炭素をどんどん排出することで体は中性を保とうとする訳です。
それ故、やはり日頃の運動は大事だと思います。
たかが「息切れ」、されど「息切れ」です。
もうすぐクリスマス。待ち遠しい2人です。
(写真4枚)
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海苔
海苔は4割がタンパク質、4割が食物繊維でその他にもビタミンやミネラルが豊富なことから「海の緑黄色野菜」の異名を持ちます。大判(21×19cm)の海苔1枚分の食物繊維量はレタス1/3個分に相当するので食物繊維不足による腸内環境の乱れや生活習慣病が気になる方に勧めたい食材です。
カロテン、葉酸、B12にEPA等、栄養満点。
どうりで2~5才頃に、ゆうちゃんが食が細いけれども海苔巻おにぎりを1~2個だけ食べてやって行けたわけですね。
海苔がおいしいのは、うま味成分のグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸も含まれているからです。グルタミン酸は昆布、イノシン酸はカツオ節、グアニル酸は干し椎茸のうまみ成分として知られていますが、これらを全て含む天然食品は海苔だけだと言われています。
海苔の収穫期は11月~3月で一番はじめに摘み取られた海苔は「一番摘み」「初摘み」と呼ばれます。黒々とツヤがありやわらかく香り高いほど上質とされ、色素やうま味成分が多くなります。
ただし湿気を嫌うので乾燥剤の工夫や長期保存は冷凍庫で保存して下さい。
今度は、まりかに食べさせる番です。
写真は、ゆうり2才の時の、海苔巻きごはんをおいしそうに食べる姿です。
前回(11/27)の動物園で、まりかが1番関心があったのは「ぞう」でしたね。大きいのがノシノシとやって来て引きつけられてましたね。
さて、ごはんと言えば直近のまりかの食欲がすごい。釜揚げが乗った軟飯をぺろり。蒸した かぼちゃ、じゃがいもも軟らかくしてあるので食べやすいのか、歯茎でもぺろり。
8ヶ月になったばかりですが、娘も色々な食事の作り甲斐があるようです。
自分でお盆を引き寄せて食べる姿は大人並みですね。
(写真2枚)
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孫来る
11月17日(金)より2泊3日でゆうり、まりかがやって来た。
今回のテーマは、まりかの「温泉初入浴」と「初動物園」への挑戦であった。
まず土よう日に温泉トライ。入口まで娘の「やっぱり私の方でみようか?」の心配を無視してゆうり、まりかと男湯に入った。まりかは予想通り、ママの手を離れてから大泣きであった。脱衣も大変、入浴も大変であったが、ゆうちゃんの手伝いで無事に初入浴に成功した。待ち合わせの場所では泣き疲れか、はたまた温泉疲れか、すっかり寝入ったまりかでした。その夜はすごい食欲で口の周りもごはんだらけでした。パンも食べるようになりました。
さて日よう日は砥部動物園へ。はたして「動物」が認知できるのか?反応はどうなのか?7ヵ月のbabyの反応は?
キリン、サル、ライオン、ゾウ・・・。またゆっくりと書きたいと思います。一番嬉しかったのは、しろくま「ピース」に会えたこと。一番人気に会えてゆうちゃんも喜んでいました。ゆうちゃんは、ばあばのリクエストもきちんと紙にメモして持ってきていました。さすがA型の几帳面さですね。最後に恒例の自撮りをして帰って行きました。
(写真11枚)
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ナマコ
東京工大名誉教授生物学者の本川達雄(モトカワ タツオ)先生は棘皮動物(ウニやナマコの仲間)の専門家である。生物に関する歌を作詞作曲するシンガーソングライターとしても活躍しており「歌う生物学者」としてテレビ番組でも紹介されている。
さて今回取り上げるナマコ。のっぺらぼうで頭がどこにあるのか分らない。脳もなければ筋肉は体重の7%しかなく長く突き出た脚もない。そこに至る「知恵」について解説している。
我々は大昔からナマコを食べている。古事記にも登場している。ナマコを食べる民族の中で無類のナマコ好きは中国人である。さてナマコは「ないない尽くし」である。感覚器官や脳だけでなく心ぞうや血管もない。筋肉もほとんどない。ナマコは体重の6割が皮で筋肉はたったの7%しかない。ナマコは砂の上にゴロンと転がりほとんど動かない。この砂を食物としている。砂の間に生物の遺骸などの有機物のかけらや卵などが混じっている。ナマコが捕食を免れているのは魚に対してサポニンという毒を持っているからであるが人には無害である。
もう1つの仕掛けが硬さの変わる皮である。この皮を硬くして身を守っている。
どの魚も軍拡競争をしてお互いに食べ合っているが、この連鎖から逃れるために自分の体をおいしくなく栄養価を低くして捕食者に食うのをあきらめさせているのがナマコの戦略である。
このナマコのすごさを正岡子規がこんなふうにほめている。
「世の中を かしこく暮らす海鼠(なまこ)哉」。
あくせくせず悪知恵を絞ることなく生きていけば、これが一番賢いやり方だろう。
ナマコは賢い、頭がいい!
でもナマコには脳がない。
週末より孫達がやってきて、病院へも顔を出した。
二人共、成長が著しかったです。
家では、まりかが離乳食が始まり、白米もりんごも、むしゃむしゃには驚きました。
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心臓震とう
スポーツの秋だが子供が「ボールが胸に当った後、倒れた」時、皆様はどう処置しますか?
呼びかけても反応がなく普段通りの呼吸をしていなければまず胸骨圧迫を始めて下さい。そしてAED(自動体外式除細動器)を始めて下さい。
スポーツ中に胸の真ん中から左胸に衝撃が加わると「心臓震とう」→「突然死」の可能性が特に小児に多いのです。
胸への衝撃で心室細動などの不整脈を起こし心停止となります。小児は大人と違って胸の筋肉や骨が未熟で衝撃が心臓に伝わりやすいからです。
データを調べると胸への衝撃では①野球のボール②フットサルのボール③空手④ソフトボールのボールと続きます。
とに角、「呼吸がおかしい」、「意識や反応がおかしい」時は直ちに救急車を呼んで下さい。
娘の家には我が家のオンプ君(トイプードル)の子供、アル君が居る。まりかが生まれた時には住んでいた。まりかは、この「動物」は何だろう?と不思議に思うようである。接近すると怖くて大泣きになるが、興味はあるようである。
仲良く同居して欲しいものである。
ゆうちゃんの優しさが伝わってきます。
(写真4枚)
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不思議なサイン
今日はとても不思議な体のサインのお話です。
医学雑誌を読んでいたら日立総合病院の中野謙介先生の書かれている内容に強い衝撃を受けましたので紹介します。
それは「耳たぶのしわは突然死のサイン」と言うものです。
耳たぶを後下方に走るしわがある人は突然死(正確には心血管死)しやすいと。このしわはear lobe creaseと呼ばれフランク徴候とも言われます。
古くは晩年に相当な暴飲暴食をし、心疾患で死去したとされるローマの皇帝ハドリアヌスがその彫刻像においてear lobe creaseを両方の耳にしっかりと刻まれていることは非常に興味深い。
下の写真のような耳たぶのしわを発見された時は、念のために循環器疾患の検査をしておかれたらどうか?と思います。
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(追伸)
まりたんは「早く私も小学校に行きたいな~あ」。
タンバリン(?)も持って活発です。ごはんも、よく食べるとか。
(写真2枚)
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アーモンド
アーモンドはバラ科サクラ属に分類される落葉高木でスイートアーモンドとビターアーモンドの2種類があります。食用となるのはスイートアーモンドです。種の中心にある「仁」(じん)が可食部です。
アーモンドはビタミンEの含有量が食品の中でもトップクラスです。ビタミンEは抗酸化作用を持ち体内の脂質の酸化を防ぐ働きがあり動脈硬化の予防をします。またホルモンの生成や分泌にも関わっていて、ホルモンバランスを整える作用があります。他にも美肌づくりに大切なビタミンB2、高血圧予防に大切なカルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富です。
たまにアレルギーを持つ方もいるので注意して下さい。アーモンドの約半分は脂質で1粒が6㎉あります。食べすぎには気をつけて下さい。
アーモンドを含めナッツは硬い細胞壁で細胞が覆われています。よくかんで細胞壁を壊すことが大切です。
細かく砕いたアーモンドは粒のまま食べるより2倍以上消化が良くなるので、かむ力が弱い人はあらかじめ細かくしたものを摂って下さい。
お酒のつまみに私もアーモンド、大好きです。
秋は読書、芸術。
ゆうちゃん、バレエもがんばってますね。
(写真5枚)
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酒と肥満
ある患者さんが「どうも酒の飲み過ぎでしょうか?最近太るのです。」と。回答は100%間違いです。
肥満の原因は血糖値が急上昇することです。血液中の糖分が急激に増加するとインスリンが分泌され余分な糖が脂肪に替えられます。これが肥満のメカニズムです。
「アルコール」は血糖値を下げます。当院の患者さんでアルコール依存の方がアルコールだけを朝から飲んで「低血糖→意識障害」になって何度も救急車のお世話になっている人が居ます。理解力の乏しい人で繰り返しています。アメリカの糖尿病学会では「アルコールは低血糖になるので要注意」と言っています。日本では未だにお酒が肥満の原因と誤解されていますが、やせるために制限すべきはカロリーではなく糖質です。血糖値を下げるアルコールはむしろダイエットの味方とも言えます。唯し、ビールや日本酒は比較的糖質が多いのでダイエットのためなら糖質を含まない焼酎やウィスキーがお勧めです。
最後に、ワインも糖質がありますがなぜか一番、血糖値を下げます。特に白ワインだそうです。
あしたはハロウィン。
早速、ゆうちゃんは習い事のパーティーにお出掛けです。
(写真3枚)
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