ゆうりの大好きなとうもろこし。日本で食べられているのは、ほとんどが「スイートコーン」。粒の色によって3つに大別され黄色い粒はゴールド系、白い粒はシルバー系、黄と白の混在はバイカラー系と呼ばれている。

なかでも特に甘みの強い「スーパースイート種」が人気です。

多くの野菜類は90%が水分ですがトウモロコシは80%が水分で糖度が15%です。丸々1本食べても150kcal。果皮には便のカサを増やし腸を刺激して便通を良くするセルロースが豊富です。貧血予防や胎児の正常な発育に寄与する葉酸や皮膚や粘膜の健康維持を助けるビオチンが含まれています。

トウモロコシは一粒一粒からヒゲが伸びているのでヒゲが多いほど粒がぎっしりと詰まっておりヒゲが茶色く皮の緑色が濃いものほど、よく熟しています。収穫後に味が落ちる一方なので買った後、なるべく早くゆでることが肝心です。ゆでてからの保存が肝心です。

塩ゆですると粒がしぼんでしまうので、ゆで上がってから表面にまんべんなく塩を振って下さい。2~3%の塩水にひたしても甘みが引立っておいしいです。

とうもろこし、是非、おいしいうちに食べて下さい。

果物を何回か取り上げてきた。私が果物好きだからである。果物は吸収されてからビタミンCをはじめとする栄養物によって健康と活力を与えてくれる。

さて今回はキウイフルーツ。

輪切りにした際の独特の濃い緑と放射線状に並んだたくさんの種子が特徴的である。その数500~1000個。

日本で最も食されているのは果肉が緑色のヘイワールドという品種。貯蔵性が高く適度な酸味を持つ。中央部が赤いレインボーレッドなどの品種も出回り始めた。

一世帯当たりの消費量は数量ベースで比較すると千葉市、横浜市、名古屋市の順。金額ベースでは千葉市、横浜市、東京都。首都圏で高いのは「首都圏の人達は甘酸っぱい果物が好きだから」という俗説がある。

キウイにはアクチニジンが含まれていてゼラチンゼリー形成阻害作用と食肉軟化作用を持ち、消化吸収を助け、豊富に含まれる食物繊維と共に整腸作用を持つ。ビタミンCも非常に豊富である。

ニュージーランドのオタゴ大学の研究では1日2個のキウイフルーツを食べることで、ゆううつ感が軽減し、やる気も上がるという結果が出た。

是非、みなさんもキウイを食べて下さい。

「痔は切らないで治すのが世界の常識です。」と言うのが、「38万人を診た専門医が教える 自分で痔を治す方法」(アチーブメント出版)の著者、平田雅彦先生。

日本人の痔の自覚症状は3人に1人。早く治療すればいいが、ついつい恥ずかしさや手術の恐怖から遅れてしまう。そこで平田先生は痔になりやすい生活習慣を8つにまとめている。

①便秘タイプ・・・便はためこむと炎症を起こす。食物繊維の摂取が必要。

②下痢タイプ・・・食事改善が必要。

③運動不足タイプ・・・お尻のうっ血が原因。できるだけ歩くこと。

④飲酒タイプ・・・飲まないのがいいが、せめてアルカロイドが含まれるワイン・日本酒より蒸留酒を。

⑤出産後タイプ・・・トイレタイム確保や食物繊維を。

⑥冷え性タイプ・・・膝掛けやカイロを上手に利用すること。

⑦ストレスタイプ・・・ストレス発散に努めること。アドレナリンが放出され炎症が起こりやすくなっている。

⑧生理タイプ・・・生理前後は仕事を1割減らす、1時間早く寝るなどの工夫を。

もちろん「下血」は癌との鑑別を必ず医師に相談して下さい。

 

厚労省の最近データ「過労死等の労災補償状況」(2017)を読むと、精神疾患による労災件数は年々増加していて17年度は過去最高の1732件に達した。

職場の環境改善はもちろんだが、「うつ消しごはん」(方丈社)の著者、藤川徳美氏(精神科医)の弁では、うつ患者の食生活で偏りが多いと言う。

特にタンパク質不足が深刻です。タンパク質は心を落着かせる働きのあるセロトニンや喜びを感じさせるドーパミンなどの神経伝達物質の原料となる栄養素。抑うつ気分というのは神経伝達物質が不足することから起こりますが、原因はタンパク質不足であることが多い。ADHDの子供では高タンパク・低糖質食に加えてプロテイン・鉄・ビタミンのサプリメントで状態が改善する。パニック障害の方は高タンパク・低糖質食の導入と鉄不足を改善することで症状が和らぎます。

タンパク質の摂取には、毎日200gの肉が必要です。鉄分も豊富に含まれる牛や豚、ラムなどの赤身の肉がおすすめです。卵も1日3個以上。肉をそんなに食べれない人はプロティンや鉄サプリで補って下さい。これがうつ予防の基本だそうです。

(追伸)

孫達も恒例の「夏休み in Tokyo」を行ったようです。

東京はいいね。

(写真8枚)

 

皆さんは名詞について考えたことはありますか?

私なんかは、お店で作ってもらって・・・等しか考えたことはないですが、次男が学会用にと持っていた名詞についてふと尋ねると、「今はみんな自分で作っているよ」と。隔世の感があります。私はもう古い時代の人間のようです。

さて名詞の起源は?と言うと、中国です。名詞はもともと「刺」と言い、紙が発明される前から木の札に自分の姓名や相手への用件等を書きつけていました。それを差し出して相手に面会を求めることを「刺を通ず」と言ったそうです。

ヨーロッパでは16世紀のドイツが最初。19世紀の中頃には写真入り名詞が登場しており、57×82mmサイズを採用しました。よって現在もヨーロッパの名詞と日本の名詞は大体同じような大きさになっています。

アメリカでは「Calling Card」または「Visiting Card」と言いますが、南北戦争(1861~65)の後にきた好況時代にお金持ちの人たちが社交のために使い始めたそうです。

最後に日本は江戸時代からです。和紙に墨で名前だけを手書きしたものでした。鹿鳴館時代(1851~54)には日本の社交界でも必須品になったそうです。

最近の名詞は顔写真や経歴、趣味等を書く人も多く、工夫次第では自分を売り込むツールになるのではないでしょうか?

 

今日は「うま味」について解説したい。

「旨み」は感覚的なおいしさを表わすが「うま味」は科学的に証明された味質のひとつである。

現在、うま味受容体が固定され、日本の「うま味」は世界から認められる基本味のひとつとなり国際表記も「umami」となっている。

さてその歴史をたどってみよう。

1909年、東大の池田教授が甘・酸・塩・苦の4基本味とは異なる味の存在に気づき、昆布だしの研究からグルタミン酸塩(MSG)を抽出し第5の基本味として「うま味」と名付けた。

その後、小玉新太郎がかつお節から第2のうま味であるイノシン酸(IMP)を、国中明が干し椎茸から第3のうま味であるグアニル酸(GMP)を発見したのである。国中はMSG、IMP、GMPが口の中で混じり合うと単独より強くうま味が感じられることを見出した。

最後にうま味は、①唾液分泌促進作用と②消化活動促進作用を有しています。うまい物を食べると、つばが一杯出て、胃が活発に動くのは日々、感じますね。

 

みなさんは、どちらへ出かけましたか?

私は孫達と8月12日に恒例の海水浴へ出かけました。

ゆうりの2才の時は大泣きでしたが、まりか(2才半)は海が気に入って、最後はなかなか帰ろうとしませんでした。やはりプールとは違って、打ち寄せる波や砂山作り等々、自然の「海」は楽しいですね。人類の起源である「海」は魂を揺さぶられます。

また来年を楽しみにしています。

夏休みに海外へ出かける人は毎年250万人以上。唯し、注意したいことは感染症対策です。

中でもアジア、アフリカ、南米など広いエリアで感染リスクが高いのが肝炎ウィルスです。

昔は注射器の使い回しなどが感染ルートで院内感染もよくニュースになりましたが、最近は性行為を介して感染する人が増えてきました。A~E型の肝炎ウィルスのうちAとBが感染しやすく海外の感染症として要注意です。A型は汚染された食品で口から感染することもあります。

感染すると急性肝炎、慢性肝炎の2つの発症パターンがあり、Aは急性、Bはどちらもあります。

A型は2~7週間の潜伏期を経て突然、発熱、だるさ、嘔気、数日後に黄疸が出ます。重症化すると生存率は30%です。

海外から帰国して気になる症状が出現したらすぐに受診して下さい。

そして何よりも流行エリアに行く前にA型B型ワクチンの接種をお勧めします。厚労省検疫所「FORTH」のホームページを参考下さい。

 

(追伸)

皆様、夏季休暇はいかがお過ごしになったでしょうか?

海外へ行かれた人も多かったと思います。

私は孫達と楽しい夏休みでした。8月22日のブログに出したいと存じます。

見て下さい。

10日間ブログがお休みになるので今日は臨時号です。

今回、全英女子オープンで渋野日向子さん(20才)が日本人としては樋口久子さん以来の42年ぶりの優勝快挙を成し遂げました。(賞金7,200万円)とてもすばらしことだし若い人が活躍することは、衰退しかかってる日本人のゴルフ熱の復活に喝を入れてくれるかも知れません。

さて今回の視点は渋野さんの「笑顔」です。何回もブログで取り上げてきましたが笑顔をつくる、特に口角を上げるとあとでマインドがついてくるから出来るだけ(いやなことがあっても)笑顔を作って下さいと述べてきました。TVを見ていると渋野さんのコーチがインタビューに答えて「彼女は笑わない子だったんですよ。そこで笑顔を勧めたら」と言ってTVに映ったのは彼女が習字で書いた「笑顔」の2文字でした。ふだん笑顔を作るようになってから成績、特にメンタル面が強くなったのは想像に難くありません。奇しくも世界の岡本綾子さんが同じ事を今回しゃべっていたのは驚きました。「口角を上げると集中しやすくなる。への字口ではいいゴルフは出来ない」と弟子に教えていると。

皆さん是非、参考にして下さい。

(追伸)

しばらくお盆休みをいただき、次回ブログは8月19日(月)からです。

このテーマはアメリカで2018年に報告されています。

45~64才の成人を25年間追跡し炭水化物摂取割合と死亡との関連を報告しています。

その結果を見ると、割合が50~55%のグループが最も長生きで40%未満のグループで死亡率が1.2倍、70%を超えると1.23倍と摂取が低いグループも高いグループも死亡率が高かったのでした。

日本人の平均は男性で56~62%、女性で54~56.9%でまずまず良好でした。

日本人は高齢者で、もう少しタンパク質を取って炭水化物を減らした方がいいということかもしれません。

さて最近、炭水化物を減らして糖質制限ダイエットでこんなにやせました、みたいな宣伝めいた記事が多数出回っていますが糖質制限はやせる効果があるだけで健康からはむしろ遠ざかっている可能性が高いと思われます。糖質をある程度取りながらやせる方が安全だと思われます。

ついでにキウイやリンゴは糖質の中でも果糖が多く含まれており、血糖値を上げにくい。かつ食物繊維が豊富なので血糖値の上昇を抑えます。更に、ヨーグルトやチーズもタンパク質が中心で血糖値の上昇を抑制します。参考までに。

(追伸)

食べ物も大事ですが体を柔軟にしておくことは骨折予防に、ひいては長寿の手助けになります。

ゆうり、まりかも頑張っています。

次回は8月10日(土)(臨時号)です。

(写真2枚)