理屈でなく直感に委ねることが出来る人ほど運が強い。直感でパッと選んでうまくいく人とあれこれ悩んで後悔するハメになる人。この両者の違いは「自分の直感力を信じているかどうか」です。直感力を鍛えるといざという時の勝負事に強くなります。

ではどうしたら鍛えられるか?

まずは妨げることを排除すること。直感力の最大の敵は「人目」。周りの意見をいつも気にして直感の判断がブレてしまう。成功者の多くは他人の意見に左右されない。

日常生活で買い物や食事のオーダーもグズグズ悩んでいるようでは直感力は身に付かない。

次に未知との経験を増やす。すると経験値が高まり直感力も増える。

最後が「瞑想」。クリント・イーストウッドが瞑想好きな事は有名です。瞑想で大事なのは1日3分、寝る前でも昼寝タイムでもいい。3分出来るか、です。頭を空っぽにし、例えば「自分は必ず~が出来る」「弱気な自分にサヨウナラ」などを呪文のように何度も繰り返していると、だんだん頭が空っぽになっていきます。

すぐに出来なくてもやってみて下さい。

これからは「直感力」です。

牛乳やヨーグルト等の乳製品は本当に健康に良いのでしょうか?

昔は健康の秘訣のように言われた牛乳。最近ではむしろ体に良くないのではないかという意見がある。牛乳にはカルシウムとビタミンDが含まれているからだ、と言うがカルシウムを多く摂っても骨粗鬆症や骨折の予防にはならないと言うのが今の医学界の考えです。

一方、乳製品は動物性脂肪が多く、コレステロール値を上げて動脈硬化を進めるのでは?という意見があった。今年の有名医学誌「ランセット」に世界各地の13万人を越える住民の食事調査の結果が出ています。すると乳製品を多く取った方が動脈硬化に伴う病気のリスクが取らない群と比べ16%低下していました。総死亡のリスクも17%低下していました。

つまり乳製品を取った方が病気になりにくく長生きでもあったのです。

効率良く栄養を取るためには乳製品は効果的な食品であるようです。

「ウソばっかり!人間と遺伝子の本当の話」(ワニブックス、竹内久美子氏)の中で、O型について書いてあった。

ヒトの血液型とは免疫の型のことです。赤血球などの細胞の表面には“糖鎖”という毛のようなものがびっしりと生えていて、その最末端の違いが血液型の違いになります。O型の糖鎖はA型の糖鎖をつくるための酵素の遺伝子に異変が起きたものでA型の最末端についている糖鎖がありません。これが、がんなどの病気リスクの高いA型との違いで有利に働いていると考えられます。

O型は、おおらかで大ざっぱな性格と言われ、ストレスがなさそうですが、案外、科学的にも病気に強いのではなかろうか、というのが最近の説です。

でもO型の皆さん、健診だけは受けて下さいね。

(追伸)

秋も深まりました。孫達も木の実捜しに夢中です。

いつも姉ちゃんのそばを離れない、まりかです。

ぶらんこも乗れるんだね。

秋を満喫して下さい。

(写真6枚)

みなさんは今、日本で外科医の急激な減少が起きているのを知っていますか?近い将来、「手術が受けられない時代」が近づいています。

有名病院、例えば東京の国立がん研究センター中央病院では、肺がんで3~4週間、食道がんで5週間、大腸がんで6週間とホームページに「手術待ち期間」が載っています。

確かに腹腔鏡手術やロボット手術等の進歩により、後期高齢者に大きな手術を行うなど外科患者数も増えてはいますが、手術を担うべき外科医が一向に増えていないのが現状です。毎年9000人の新人医師が巣立っていますが外科志望は1割に満たないのです。肉体的にも精神的にもきつい上に最近多い訴訟リスクも高いため若いドクターが敬遠しています。

私は外科医ですが、この話は当院で手術をしているときに、先輩I、Dr.と10年前からしています。

「もし日本が今、戦争になったら戦地に行ける外科医は居ないぞ。どうする気かね。国は?」がI先生の口癖です。あれから10年。ますます外科医が減っています。今は40~60代の外科医が頑張って何とか持ちこたえていますが、皆さんが後期高齢者になるあと20~30年後は外科医が半減しているでしょう。働き方改革で医師の勤務時間に制限がかかると、ますます外科医の実動時間が減り、がんがみつかっても何ヵ月も放置となりそうです。

国の抜本改革を願っています。

(追伸)

11月6日(火)にインフルエンザのお話を南海放送TVでさせていただきました。

それを眺める孫達、特に、まりかの反応が面白いです。

(写真4枚)

11月4日(日)すばらしい秋晴れの下、孫達を連れて動物園へ行った。ゆうちゃんはさておき、まりかが、どんな反応をするのか楽しみであった。

1年前はまだ赤ちゃんで全く分らなかったようである。今回、見ていて、ぞうさん、きりんさんは大いに興味があるが、鳥類はあまり関心がなさそうであった。

指を差しているのは、かばさんでした。また遠くのペンギンさんも見つけて指を差しています。

しかし、1つの動物を見ていて、隣で奇声を発する動物が居るとそちらが気になり、すぐに移動となった。きっと心の中は大興奮であったと思う。

最後は「自分で歩く」とすたこらさっさ、でありました。動画も楽しみに観て下さい。

また、来年も行こうね。(写真9枚)

英語のことわざに「蜂蜜の歴史は人類の歴史」というのがあります。イングランドでは紀元前2500年頃の蜂蜜が入った土器の痕跡が発見されています。

古代ギリシャ神話には蜂蜜の神様が登場します。

さて、ハチミツは人類が初めて使用した甘味料と言われています。保存性に優れるので保存食づくりにも欠かせない食材でした。

ハチミツの効能と言えば

①疲労回復効果

成分がブドウ糖と果糖で体内に入るとすぐに吸収されて栄養になる。

②整腸作用

グルコン酸やオリゴ糖が入っていて腸内の善玉菌の働きをよくする。

③殺菌作用

空気中の水分を吸収することでオキシドールを発生させます。

ハチミツの甘みは砂糖の1.3倍あるので砂糖より少ない量で十分な甘さを出せます。ダイエットに使えます。

さまざまな料理の調味料として試して下さい。

パンやヨーグルトに添えてもおいしいですね。

夏も終わって読書の季節がやって来た。

さて漢字について考察してみる。

現存する最古の漢字である「甲骨文字」から考えると漢字の歴史は3千年を超える。紙が発明されたのは紀元前100年。すると漢字は紙のない時代に何に書いたのか?それは竹か木を削った札で、それを「簡」と呼ぶ。「書簡」ということばがその名残で実際には幅が5mm~1cm,長さが23cmくらいの札であった。

竹で作られた札を「竹簡」、木で作られたのを「木簡」という。

ただ、たくさん書くときは1本では間に合わず何本も書き、それを順番に並べて紐で綴りあわせた。これが書物の最も古い形態で「冊」という漢字はその象形文字である。こうして作られた書物は一方の端からクルクルと巻いて保管された。これが篇で竹カンムリがついているのはもともと竹を素材としたことによる。

そのうち紙に文章を書くようになると呉服の反物のように巻いた形になり「編」という字で表した。

孔子はものすごい読書家で「易」を読むのを好み、何度も何度も読んだために木簡(竹簡)を綴じてあった紐がしばしば切れたという。

ここから葦編三絶(いへんさんぜつ)という言葉が生まれた。孔子は愛読の「易」を丈夫ななめし革で綴じていたのだが、それでも葦が三度もすり切れたと言うのです。

みなさん、受験勉強はいかがでしたか?

 

 

「香り」について考えてみたい。大昔から、いい香りに包まれるとストレスから解放されリラックスする。

女性の名前で「香」がついていると、命名した親御さんの気持ちがよく解る。英語では「scent」「odour」「smell」「aroma」「fragrance」等々、いくつもある。それだけ感性豊かな言葉なのである。

さて「香」という漢字は分解すると「禾」と「日」になる。

「禾」は「黍」(穀物のキビ)の、「日」は「甘」(あまい)の省略形であり、この字はもともと「キビで作った酒からたちのぼるいい匂い」という意味であった。

それがやがて酒だけでなくさまざまなものから生じるいい匂いを一般的に意味するようになっていった。

人生を楽しくする香りは、実は酒から発するものであったのです。

どおりで「香」のつく女性は酒が強い!?(私見です。)

(追伸)

昨日、10月31日はハロウィンでしたね。

早速、孫2人もお揃いの恰好でメイクしてパーティーにお出かけしたようです。

いやはや何とも・・・。

現実には存在しない理想郷のことを言う中国の言葉。西洋でもイギリスの思想家トーマス・モアが16世紀に書いているが世界中、似た話はある。

「桃源郷」だが、昔、ある漁師が漁をしながら川をさかのぼっていると、いつの間にか両側にうっそうと茂る桃の木までやってきた。桃の美しさに我を忘れどんどん進んでいくと、やがてぽっかりと谷が開けてそこに小さな村があった。

不思議に思った漁師が尋ねると秦の始皇帝の暴政から逃れてきて人里離れた山奥に隠れ住んだ人々の子孫が暮らす村だった。まことに静かで平和な生活が営まれていた。

いったん帰った漁師は別の日にもう1度、訪ねようとしたが二度と見つからなかったという。

中国では桃は邪悪な悪霊を追い払うことができる神秘的な植物だと信じられていて、桃は樹木も果実もいろいろなまじないに使われているとか。

桃源郷ー覗いてみたいですね。

(追伸)

ある時は、土いじりでイモ掘に夢中。(名札はゆうり作?)

ある時は、おしゃれに帽子とぬいぐるみ。バレエシューズが似合ってますね。

まりちゃん。

輝く太陽を示す「日の丸」。これが国旗と定められたのは、1999年(国旗国歌法)です。「君が代」も国歌と定められました。

世界の国旗を見ていると本当にシンプルで誰でもすぐに描けますね。国によってはとても真似出来ないデザインもたくさんあります。

さてどうして「白地に赤」が出来たのでしょう?

歴史をひもとくと、1853年のペリー来航を機に日本でも大船建造が始まった。同時に外国船と識別するために日本総船印が必要となった。

老中首座の阿部正弘は大目付等に議論させ「日の丸」は幕府の船章、日本総船印は大中黒(白地に黒の横一文字)とする案が固まった。阿部がこの案を海防参与だった斉昭に示した所、斉昭は中黒は源氏の印でふさわしくないと一蹴し、日の丸で統一することを主張した。(大中黒は新田氏の旗です。)

薩摩藩主の島津斉彬(なりあき)や、宇和島藩の伊達宗城等の有力大名が同意し、終に1854年7月「日の丸」を日本総船印、すなわち国旗と決定し、発布した。

明治政府もこれを引き継ぎ現在に至っています。徳川斉昭の反対がなければ「白地に黒の一文字」となっていたでしょう。

(追伸)

10月15日に「若水牧水」のことを書きました。

今年は牧水の没後90年にあたります。

この牧水の魅力再確認をした俵万智さんが「牧水の恋」(文芸春秋)を出版した。この本は牧水が「恋の歌人」だった事に顧み、「恋」に焦点をしぼった評伝。牧水が恋に落ちた小枝子という女性の身辺には重大な秘密が隠されていて、その後の牧水の歌作りに多大な影響を与えました。是非、御一読を。